結婚が決まると、多くのご夫婦が結婚指輪の購入を検討します。必ず必要というわけではありませんが、二人でペアのリングを着用することで特別な気持ちになれるのも事実です。そもそも結婚指輪とはどんな意味があるのでしょうか。
結婚指輪の意味について
結婚指輪は、別名マリッジリングとも呼ばれています。リングは、ご存知のように途切れることがありません。このような理由から、永遠の愛を表現、願うものだとされています。
また、当然のことながら、結婚指輪は誰でも自由に身に着けられるものではありません。ほかのアクセサリーであれば、自由に選んで購入したり着用したりすることができますが、この指輪だけは結婚した人だけが使えるものなので特別感があります。
そもそも、結婚した者同士がこういったリングを身に着ける習慣が始まったのは古代ローマ時代だと言われています。また、左手の薬指にはめることになっていますが、この習慣もやはり古代ローマ時代から始まったと言われているようです。
理由もちゃんとあります。左手がハートに近いと考えられていたこと、薬指はさらにハートと直に通じていると信じられていたことが、この習慣につながったのだそうです。
その後、日本でもこの習慣が始まったのですが、それはだいぶ経った明治時代の後のほうです。つまり、日本にどんどん西洋の習慣や文化が入ってきてから、結婚指輪も広く伝わっていったということです。
結婚指輪はいつから使用すれば良いのか
せっかく素敵な結婚指輪を購入したのですから、早く身に着けたいと思う方も多いかもしれません。着用のタイミングははっきりと決まっていませんので、購入したら好きな時に使い始めても良いでしょう。
とはいえ、多くの方は結婚式の日、あるいは籍を入れた日から使い始めているようです。いずれにしても、二人でよく話し合って同時期に使い始めるのが良さそうです。
結婚指輪は種類も素材も豊富
さまざまな素材、いろいろなデザイン、取り入れる石も豊富に存在しています。長く使用することを前提に、お気に入りを見つけてみましょう。指にしっくり馴染むものを選ぶのがおすすめです。
また、文字を刻むことも可能なので、自分らしい素敵な文字を検討してみてはいかがでしょうか。